アイダホ州

メープル・グローブ・ホットスプリングス&リトリート・センター - アイダホ州の温泉

2022-08-28

ソルトレイクシティの日帰り圏内にあるとは思えない、静かなオフグリッドの温泉宿。

豊富な宿泊オプションも魅力的です。

川沿いのプール群

アイダホ州の南東の端にあり、ユタ州ソルトレイクシティからは約2時間半のドライブ。

Entrance 01

州道34号線経由でダート道のMaple Grove Hot Springs Rdに進入するのが、普通の車で行ける経路。

Googleマップではそれ以外のルートが表示されることがありますが、通行困難でおすすめできません。

River House Reception & General Store 01

温泉宿としての歴史は、1913年、ホプキンス一家がネイティブ・アメリカン(ショショーニ族)の土地に入植したことに始まります。

River House Reception & General Store 04

その後何度かオーナーは代わり、繁栄と荒廃を繰り返してきました。

River House Reception & General Store 02

現在のマネジメントとなったのは2019年から。

一度に利用可能な人数を制限し、日常のストレスから逃れられる場所を提供するというコンセプトはうまくいっているようです。

River House Reception & General Store 03

日帰り入浴も可能ですが事前予約制。

一日3回、1回3時間のスロットをオンラインで予約できます。

Guests Only 01

受付の真横にあるレクリエーションプールの湯加減は、ぬるめの36℃程度。

Therapeutic Pool 01

大きく二つに区切られていましたが、川側のプールは利用できませんでした。

Therapeutic Pool 02

プールサイドでは、静かにヨガのセッションが始まっていました。

Stone Pools 03

少し離れたところに三つの石造りの円形プールがありました。

Cedar Yurt 01

一つ一つのプールは大きく8人ぐらい入れそうでしたが、施設全体の入場者数を制限していることから、実質的に貸切のような感じで利用できました。

Soaking 02

源泉に特段の臭気はありませんでしたが、黄色みを帯びた色彩が特徴。

Stone Pools 02

プール内の温度は約41℃の適温に保たれていました。

Stone Pools 01

周囲には豊富な宿泊オプションのいくつかが見られました。

こちらは「キャンバス」と呼ばれるグランピングの一種。

Canvas 01

それ以外にユルト、キャビン、キャンプ場もありました。

Soaking 01

宿泊者は温泉へ24時間アクセスできます。

力強い地熱活動

The Source 02

紅葉の美しい敷地内を散策していたら、泉源を発見。

"Pine" The Cabin 01

キャビンの裏手で激しく湯けむりが上がっていたのですぐ分かりました。

The Source 01

湧出点で82℃を超える高温の源泉のため立入禁止。

Water Temp 01

源泉池からのオーバーフローは53℃を記録していました。

The Waterfall Amphitheatre 01

湧いた温泉のほとんどは浴用に利用されることなく、広場の脇の水路を通ってベアー川に捨てられていました。

かぴばら
かぴばら
もったいない!
それが必要なバランスなんでしょう
あるぱか
あるぱか
The Waterfall Amphitheatre 02

まとめ

Maple Grove Hot Springs & Retreat Center, Thatcher, Idaho, U.S.

私の好み

種類:日帰り、宿泊

ルール:水着着用

塩素消毒:感知せず

泉温:~82℃

公式サイト

  • Writer

Hot Springer Ken

A hot spring enthusiast based in Japan. Toured over 300 North American hot springs while working in Texas from 2016 to 2022. For updates, visit X or Instagram!

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