1930年代に建てられたスパ・モーテル。
各客室は異なるオーナーによって所有されているため、様々な趣向が楽しめます。
お知らせ
リノベーションが行われ、現在の様子と一部異なります。
露天風呂が増設
モンタナ州フラットヘッド・インディアン居留地内の温泉街、その名もホットスプリングス。
集落の北端にある温泉、ローゼズ・プランジのすぐ近くにあるモーテルがアラメダズ・ホットスプリングスです。
参考ローゼズ・プランジ - モンタナ州の温泉
打ち捨てられたようなコミュニティセンターに併設された、ほったらかし温泉。 静寂の中にトロトロの名湯が注がれています。 カマス・レクリエーション・センター ホットスプリングス(温泉)と名のつく地名を求め ...
うっそうとした緑に覆われ、知らなければ一般住宅と見紛うばかりの鄙びた外観。
こぢんまりとしたオフィスは敷地の東端にありました。
20近いキャビンまたはスイートルームは、公式サイトでオンライン予約可能。
私の訪問時は存在しませんでしたが、その後のリノベーションで「ドーム」の近辺に四つの貸切露天風呂と一つのサウナが増設されたようです。
浴槽は出来合いのジャグジー。
Alameda’s Hot Springs
宿泊者は貸切露天風呂を1時間無料で利用できるとのこと。
牧歌的な景色が広がっている中庭には、居心地の良さそうなウッドデッキがありました。
中庭を囲む屋内は、家庭的な雰囲気の廊下でつながっていました。
余談ですがこの宿では日本出身の女性スタッフが勤務されていて、完全日本語対応だったのには驚かされました。
ルーム #3
彼女から、客室ごとにオーナーが異なるためそれぞれに趣向が異なると教わりました。
私が選んだのはルーム #3。
リビングルーム・ベッドルーム・キッチンからなる広々としたスイートルームでした。
キッチンは冷蔵庫・電子レンジ・電気コンロを備え、長期滞在に適した仕様。
皿や調理器具も十分すぎるほどそろっていました。
さて、お待ちかねの温泉は客室内の浴室に引湯されていました。
トイレとジェットバスで構成された、特筆すべき点はないバスルーム。
しかし、ここに注がれる48℃の湯はホンモノ。
焦げたような硫化水素臭が強く、肌触りはトロトロの名湯でした。
近隣に日帰り入浴できる施設も多いので、街歩きしながらの湯めぐりの拠点として最適でしょう。
まとめ
Alameda's Hot Springs, Hot Springs, Montana, U.S.
私の好み
種類:宿泊
ルール:温泉付き客室、貸切風呂
塩素消毒:なし
泉温:~48℃