バーンズ・ウォーム・スプリングス - オレゴン州の温泉

夏場にオレゴン州東部を旅行するなら立ち寄ってみてはいかが。

用水路脇の池に湧く、神秘的なぬる湯です。

フレンチグレン・ホテル

オレゴン州バーンズから州道205号線を南下。

ちょうど1時間ドライブしたところにあるのが、フレンチグレンという人口10人程度の集落です。

道沿いに白壁の美しい建物が目に留まりました。

これは国家歴史登録財にも登録されているフレンチグレン・ホテルで、冬季を除き宿泊することも可能です。

1924年に建設されたこのホテルは、初期の頃は近隣の畜産会社への訪問客の定宿だったといいます。

今日では手つかずの大自然を目当てに来た客が泊まっています

静かに湧き上がる泉

ハイウェイはフレンチグレン・ホテルの前で急カーブを描き、そこでスティーンズ・マウンテン・ループ・ループが分岐しています。

標高3千m近いスティーンズ・マウンテンの頂上付近まで行ける道です。

この交差点の目と鼻の先で更に分岐しているのが、バーンズ・スプリングス・フットパス。

ここで車を降りて片道1.4kmのハイキングです。

用水路に沿って平坦な道なり。

あるぱか

視界がぼやけてるわ

山火事の煙が流れてきたよ

かぴばら

左手の巨岩の奥に池が見えてきたら、到着です。

茂みの中へ踏み跡が続いていました。

神秘的なまでに澄み切った池が現れました。

池の東端は用水路につながっており、ふくらはぎまで浸かる深さ。

西端にあるのが泉源で、有刺鉄線で保護された岩場と、その近くの砂地からこんこんと湧きあがっていました。

無色透明・無味無臭、泉温31℃。

夏場には気持ちいいぬる湯です。

泉源のある周辺を緩くせき止めるように岩石が置かれ、入浴に適した深さになっていました。

静かで平和で孤独な日曜日を過ごすには、最適な場所です。

まとめ