カリフォルニア州

マーシー・ホットスプリングス - カリフォルニア州の温泉

2020-02-16

カリフォルニア州サンノゼ近郊で湯の良い温泉といえば、マーシー温泉は外せません。

露天風呂も内風呂も一人用の小さなバスタブになっているので、新鮮なままの源泉を楽しめます。

カサ・デ・フルータ

サンノゼのダウンタウンからマーシー温泉まで、車で2時間もかかりません。

その中間地点にあって休憩処にちょうどいいのが、Casa de Fruta。

日本の道の駅のような感じで、地産地消の野菜、果物、ナッツ類が所狭しと並び、ワインのテイスティングまでできました。

素朴なキャビン

州間高速道路5号線を離れ、荒涼とした砂漠にオアシスが見えてきたと思ったら、それがマーシー温泉。

太平洋プレートと北アメリカプレートの境界をなす、サンアンドレアス断層が近くを走っています。

もともとネイティブアメリカンには知られていた当温泉が、初めて歴史に登場するのが1848年。

西部開拓時代には、ファイブ・ホアキンズ・ギャングという無法者の拠点であったといいます。

1912年、John N. Merciなる人物がサンフランシスコの不動産業者に土地を売却した後、温泉リゾートが建設されました。

建物のいくつかは当時のまま残っており、リノベーションされながら使用されています。

あるぱか
ぼろぼろね
それがいいんだよ
かぴばら

温泉には、キャンプサイトと宿泊用のキャビンが併設されていました。

私が泊まったキャビンはこんな感じで、ベッドがぎりぎり一つ収まっているだけの質素なもの。

そもそも電気すら通っていない地域で、太陽光発電で自給自足しているので、ぜいたくは言っていられません。

まずは、水着着用必須エリアを見てみましょう。

入ってすぐのところに見えるのが、スイミング・プール。

温泉水は使用していないのか、特徴の感じられないぬるま湯。

塩素消毒の臭いもあって、温泉ファンにはおススメできません。

プールの脇にあるのがサウナ棟。

これだけだったら、アメリカにありがちなスパといったところですが、マーシー温泉の真価は個人用バスタブにあります。

バスタブだらけ

プールから一段高くなったスペースに、多くのサンシェードが並んでいました。

サンシェードの下に、一人用の小さな浴槽が並んでいました。

蛇口を捻ると、赤いホースから源泉、青いホースからは冷水が出てきました。

源泉は無色透明ですが、硫化水素臭がふわりと立ち昇り、名湯の予感。

どんなに湯が良くても、水着を着て温泉に入るなんて風情に欠ける、と言う方には混浴(Clothing optional)エリアがおススメ。

こちらはキャビンの裏手で柵に囲まれた、ウッドデッキの上にありました。

混浴とはいえ個人用バスタブに分かれているので、さほど気兼ねすることはありません。

源泉温度は湧出点で48℃。

タブが満たされる頃には熱めの適温になっていましたが、湯加減以上に温まる印象。

塩分を多く含有する、いわゆる「熱の湯」です。

真夏の気温は40℃近くまで上昇するので、暑い時期を避けて訪問した方がよいでしょう。

一方、砂漠の夜は急激に温度が下がり、星空を眺めながらの湯浴みはとても快適。

宿泊者は、時間を指定して貸切内風呂を利用できます(追加料金不要)。

歴史的な湯小屋。

二つある浴室の前の床には、トカゲを模した美しい紋様がありました。

こちらのタイル張りの浴室は、最近リノベーションされたようで真新しい木の香りがしました。

もう一つの浴室は、湯口付近が岩垣状になっていて、ちょっと日本の温泉旅館のような風情を感じました。

見てください!浴室のベンチの施された精巧な装飾。

先ほどのトカゲの紋様といい、今でこそひなびた温泉キャンプ場といった雰囲気ですが、かつてはそこそこ、高級な温泉リゾートであったことがしのばれます。

水面付近にパイプが突き出ていて、掛け流しのままでもタブから上手く排出されました。

優れた泉質を小さな浴槽で楽しむ、温泉ファンには至福のひとときでした。

まとめ

Mercey Hot Springs, ファイアボー, カリフォルニア州, アメリカ

私の好み

種類:日帰り、宿泊

ルール:水着着用、混浴、貸切風呂

塩素消毒:あり(大プール)、感知せず(その他)

泉温:~48℃

公式サイト

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