石油採掘に失敗したおかげで誕生した、数ある温泉リゾートの一つ。
アクセスに優れた場所にあるにもかかわらず、昔ながらの雰囲気を保っていました。
古き良き温泉リゾート
セントラルコースト南部、サン・ルイス・オビスポへは、L.A.から行くなら国道101号線を通って約3時間のドライブです。
海沿いの風光明媚なハイウェイを通って、いやが上にもリゾート気分が高まります。
アヴィラ・ホットスプリングスは、195番出口を降りてすぐのところにありました。
Avila Beach Driveをそのまま直進すれば、有名なシカモア・ミネラル・スプリングス・リゾート&スパがあります。
参照シカモア・ミネラル・スプリングス・リゾート&スパ - カリフォルニア州の温泉
卵の腐ったようなにおいの温泉が好きなら、ここは外せません。 ロサンゼルスからの小旅行にぴったりのラグジュアリーホテルです。 予約時に注意 L.A.から太平洋岸を北西へドライブすること約3時間。 カリフ ...
アヴィラ・ホットスプリングスの歴史は古く、1907年、油田開発のために掘削された井戸が石油鉱脈に当たらず、代わりに温泉が湧いたことに端を発します。
その温泉を利用して、当時の名称はOntario Hot Springsとして温泉リゾートの営業を開始しました。
長い歴史の中でリノベーションは当然されているものの、プール周辺は古き良き温泉リゾートの雰囲気を保っていました。
今日のアヴィラ・ホットスプリングスでは、日帰り入浴に加えてキャンプ、RVサイト、キャビンの宿泊オプションがあります。
温浴エリアは全て水着着用必須なので、男女別の更衣室を利用。
強い硫化水素臭
プールは屋外に二つしかありません。
大きい方のプールでは温泉は使用されていませんが、温泉の熱によって温められています。
ウォータースライダーがあって子供向け。
スイミング教室も開かれているようでした。
シャワーが並んでいる辺りに、6m四方の小さい方のプールがありました。
こちらのプールは屋根に覆われているように見えますが、隙間だらけで日除けとしては機能していませんでした。
光の加減によってやや青みがかって見える湯からは、強い硫化水素臭が感じられました。
塩素消毒のにおいはありませんでした。
57℃で自噴する源泉に加水して、40℃の湯加減に仕上げてある様子。
最奥部の湯口の周辺では湯の新鮮さと、十分な熱さを楽しめました。
まとめ
Avila Hot Springs, San Luis Obispo, California, U.S.
私の好み
種類:日帰り、宿泊
ルール:水着着用
塩素消毒:感知せず
泉温:~57℃