天然の冷鉱泉を使用しているプールとしてはテキサス最古。
市民プールなのに硫化水素臭がプンプン!
神秘的なエメラルドグリーン
テキサス州オースティンから北西に1時間強。
サルファー川沿いの都市、ランパサスは複数の鉱泉を有しており、古くからその存在は知られていました。

1850年代には鉱泉の薬効を記した記録が残っており、19世紀末までに町は健康リゾートとして名高い観光地になりました。

鉱泉の一つ、ハンコック・スプリングスには1883年に初期の浴場とホテルが建設されたといいます。

その後火災により焼失、1911年に再建され、テキサス州に残る最古の鉱泉プールとなっています。

1936年に市が所有権を取得。
その後、1942~46年に陸軍の療養キャンプとしてリースされた時期を除けば、公共の公園として維持管理されてきました。

プールを見下ろすように建っているホステス・ハウスは貸しスペースとして利用され、ベランダには自由に立ち入り可能。

プールの営業は毎年おおよそ5月末から8月の月初まで。

料金は大人$3.50の激安でした。

受付小屋に同居している男女別の更衣室。

ホステス・ハウスの優美さとは対照的に、簡素な更衣室でした。

鉱泉水は、”C”の形状をした構造物から激しく噴出していました。



それが途中で二手に分かれてプールの中へ。

泉温22℃、ひんやりと冷たい水は光の加減で神秘的なエメラルドグリーンに見えました。

実際、20世紀初頭のハンコック・スプリングスはバプテスト教会のキャンプ地として機能しており、全身を水に沈める浸礼での洗礼がおこなわれていました。

水からは卵の腐ったような硫化水素臭が感じられ、特別な水という感じがありました。

あふれ出た水は溝を伝ってサルファー川へ。

川沿いには歴史的な浴場の下半分が保存されていました。

内部は立ち入り禁止なものの、遊歩道からその遺構を観察できます。

まとめ
Hancock Springs Park, Lampasas, Texas, U.S.
私の好み
種類:日帰り
ルール:水着着用
塩素消毒:感知せず
泉温:~22℃
ジェイコブス・ウェル
オースティン周辺の地域には、天然の水浴び場が数多く見られます。
ジェイコブス・ウェルは直径4メートル、深さ37メートルもの垂直な洞窟で、ダイビングスポットとして知られています。

近年では周辺企業による水のくみ上げにより湧水が止まることが多く、訪問時も残念ながら水は濁っていました。
