一年の半分はスノーモービルでしか到達できない秘湯の宿。
足元湧出の二つの浴槽は、神がかっていました。
真冬も元気に営業中
ボイシから約3時間のドライブ。
アイダホ州バーグドルフ・ホットスプリングスにたまたま立ち寄るということはないでしょう。

McCallで州道55号線を逸れてから、ペイエット国有林の中を50kmひた走ったところにあるリゾートです。
年中営業していますが、深い積雪のため12月~4月は車両通行禁止。

基本的にスノーモービルでしかアクセスできません。



先住民の聖地であった温泉は、中国系の鉱山労働者によって「発見」されたそうです。

1860年代にドイツ系移民のFred C. Burgdolfによって開拓されたのが、今日でも残るドイツ風の名称の由来。

周辺地域での鉱山ブームに伴ってリゾート開発が進み、その後ブームが去った後も完全には廃墟とならず、当時の建物がそのまま残っています。

1972年、コミュニティは歴史地区として国家歴史登録財に登録されました。

キャビンは全部で15あり、どのキャビンにも電気や水道は通っていません。

ゲストは寝具、調理用具、照明器具などを持参する必要があります。
神秘的な足元湧出

宿泊の場合24時間共用の温泉に入れますが、宿泊はさすがに難易度が高いと思われたので私は日帰り入浴にしました。

日帰り入浴はオンライン予約制で、2時間$16.00(執筆時)。

男女別の更衣室で水着に着替え、プールエリアへ。
貴重品はトイレ前のロッカーに預けます(南京錠は要持参)。

巨大な砂利敷きのプールは大人の背丈の深さがあり、水温は39℃程度。

端の区画は丸太で仕切られて浅くなっていました。

プールの底全体から温泉が湧いているのかもしれませんが、基本的に北側の浴槽付近に泉源が集中している様子。

半露天になったエリアには二つの浴槽がありました。

木枠の中の湯は緑がかって見え、神々しくさえありました。

こちらも底は砂利敷きで、浴槽の中に階段が設けられていました。
泉温45℃。

足元から源泉が勢いよく湧出し、水面に波紋を生じるほど。

絶え間なく気泡が立ち上り、控え目な硫化水素臭が感じられました。

さて、このリゾートにシャワーというものは存在しませんが、プールからの排水のところに鋳物ホーロー浴槽が置いてあり、ここでだけ石けん等を使用可能。
すごい水量です。

どこを取っても唯一無二のバーグドルフ・ホットスプリングス。
一般受けしないのは必至ですが、足元湧出の湯の新鮮さの一点だけで推せます。

まとめ
Burgdorf Hot Springs, McCall, Idaho, U.S.
私の好み
種類:日帰り、宿泊
ルール:水着着用
塩素消毒:感知せず
泉温:~45℃
