ミドルフォーク・ボイジー川沿いの道路から、三つの泉源を簡単に見つけられる野湯。
川原に降りる斜面は滑りやすく急でした。
泉源は道路の真下
シープ・クリーク・ブリッジ・ホットスプリングスから、Middle Fork Boise River Roadを北東に車を進めること、わずか10分。
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参考シープ・クリーク・ブリッジ・ホットスプリングス - アイダホ州の温泉
橋のたもとに湧いている温泉。 ミドルフォーク・ボイジー川沿いの野湯群のうち西端にあるものの一つです。 ツイン・スプリングス・リゾート シープ・クリーク・ブリッジ・ホットスプリングスをGoogleマップ ...

対岸の崖に、明らかに温泉らしき水が流れ落ちているのを見つけました。



気になったので路肩に車を停めて周りを見渡すと、手前側に更に二つの泉源を発見。

後々調べてみると、これら三つの泉源の総称として、スミス・キャビン・ホットスプリングスと名付けられていることが分かりました。

川を歩いて渡るほどの気力もなかったので、道路沿いの泉源だけ確認することにしました。

道路からミドルフォーク・ボイジー川に降りる下りは取っ掛かりのない急斜面で、思いの外苦戦しました。

川原の幅はほとんどなく、増水すればすぐに洗い流されるような場所。

先人の作った浅い岩風呂が、川にせり出すように一つありました。

道路の真下から湧いている源泉が、斜面を伝って岩風呂に注がれていました。

流路は赤茶色に変色しているものの、無色透明・無味無臭の源泉。

59℃もの高温のため、川の水と混ぜないことには入浴できません。

岩風呂の中は上手い具合に41℃程度に保たれていました。

時おり砂煙を巻き上げて通り過ぎる車が気になったものの、悪くない湯浴みとなりました。

まとめ
Smith Cabin Hot Springs, Mountain Home, Idaho, U.S.
私の好み
種類:野湯
ルール:水着着用推奨
塩素消毒:なし
泉温:~59℃
ナインメイヤー・ホットスプリングス
実際のところアイダホの山中をドライブしていて、温泉やそれらしきものを見つけるたびに立ち止まっていては、なかなか前に進めません。

小規模なものや、川の対岸にあって到達が難しいものなども含めれば、それほどまでにアイダホ州にある野湯の数は多いのです。