ヨーロッパ最大との呼び声が高い温泉施設。
リラックスする場所ではなく観光スポットとして割り切って行くなら、見応えたっぷり。
巨大な王宮
1913年より営業。
ドナウ川東岸のペスト地区最古の温泉にして、ヨーロッパ最大の温泉施設。

セーチェーニ温泉は、地下鉄1号線のSzéchenyi fürdő駅を降りてすぐ。
なおこの地下鉄は、電気運転の地下鉄としては世界でもっとも古いもので、地下鉄として唯一ユネスコ世界遺産に登録されているそう。

黄色い巨大な王宮のような建物がそれ。
入口は三つあって、それぞれに役割が違うので迷ってしまいます。

駅に一番近い小さな入口では、当日券のみの販売。
ここから入ると個室(キャビン)の貸切はできず、男女共用のロッカー(+着替えるための個室)を使用することになります。

南側の庭園に面したメイン入口は、ファストトラックチケットをオンラインで購入した人専用。

優先入場のための追加料金を払う必要があるだけあって、ラグジュアリーさが際立っていました。

私は、北側の動物園やサーカス場のある方の入口を使用しました。



ここではオンラインチケットを買った人と、当日券を購入する人の両方が入れます。
また、個室貸切とロッカー利用のどちらも選べます。

私はキャリーバックを引きながらの訪問だったので、追加料金(1,000 HUF)を払ってキャビンを借りることにしました。
大人二人くらいが入れる小部屋。

受付でもらったリストバンドで、木製の扉を開閉します。
水着に着替えて、いざ屋外の温浴エリアへ。

サンダルの使用が必須となっており、現地で割高のものの購入を避けたいなら持参してください。
中央部にレーンが設けられた遊泳用のプール。

西側に流水プールを内包した半円のプール。
これら二つのプールでは、温泉水は使われていません。

東側の半円のプールは、緑かかった37℃の湯。
塩素消毒はされているようでしたが、温泉であることは明白でした。

泉源は二つあり、1878年に掘削された深さ970mの井戸と1939年に増設された深さ1,256mの井戸。
どちらも、非常に深いところまで人為的に掘削された温泉であることが注目に値します。

増設された方の湧出量が豊富で、77℃もの高温の源泉であるため、加水してたくさんのプールを満たすことが可能。

屋外エリアの南側には、建物の上の方に休憩できるスペースがありました。

北側は、屋内の温浴エリア。
内部はいくつもの部屋に複雑に分かれており、大小10を超える浴槽やサウナが点在。

40℃の適温の浴槽があって、私がもっとも長い時間を過ごしたのが東側のこちらの浴室。
屋外とは異なり、ここでは塩素消毒の臭いは感じられませんでした。

一方、スマホ片手に騒ぐ観光客だらけで、とてもリラックスする雰囲気ではなかったのも事実。
私もその一人であり、逆に遠慮なく撮影できたのは楽しい経験でした。

まとめ
Széchenyi Thermal Bath, Budapest, Hungary
私の好み
種類:日帰り
ルール:水着着用
塩素消毒:あり
泉温:~40℃
飲泉もお忘れなく
南側の庭園の東端には、飲泉所があります。

こちらは有料ですが、持参のボトルに飲用の源泉を詰めてくれました。
プールでは際立った浴感は感じられませんでしたが、口に含むと塩味を伴った薄いダシのような味がしました。

