スター・プランジ（サーモポリス） - ワイオミング州の温泉

サーモポリスのランドマーク的存在。

州立公園内にあるのがにわかには信じがたい商業主義の施設の温泉は、しかしホンモノでした。

おすすめのVapor Cave

歴史的経緯により、ホットスプリングス州立公園の中に存在する民間施設。

もう一つの民間日帰り入浴施設、へリーズ・ティピー・プールと料金体系は同じですが、すみ分けされている感じ。

スター・プランジはどちらかといえば観光客向けです。

Super Star 500なる巨大なウォータースライダーもあります（Memorial Day～Labor Dayの期間限定、訪問時は利用不可）。

1900年創業の老舗だけあって内部はレトロな雰囲気でしたが、とてもにぎわっていました。

受付付近には、懐かしいアーケードゲーム機などが並んでいました。

温浴エリアは水着着用必須。

男女別の更衣室にはコインロッカーもありました。

プールエリアに足を踏み入れると、暴力的な硫化水素臭に押し倒されそうになりました。

美しいターコイズブルー、サーモポリスの名湯です。

手前右手にはキッズ用の浅いプール。

左手はコの字状のジェットバス。

大きな屋内プールの横にはロブスター・プール。

温度は40℃程度でアツアツというほどでもありませんでしたが、濃厚な泉質のためよく温まりました。

それほど広いとは言えない室内に、ウォータースライダーが収まっていました。

全部で三つあるスライダーの一つです。

この辺りの壁面には、施設の長い歴史が感じられました。

Vapor Caveは密室の中央に源泉の噴水があって、天然の蒸し風呂になっているアトラクション。

あるぱか

何だかグロテスクね

それがいいんだよ

かぴばら

人工的な洞窟ですが、温泉成分で崩壊が進んだのかガウディの建築みたいな芸術の域に達していました。

火山性の臭気をクラクラするまで楽しめる、イチオシのスポットです。

あなどれない湯使い

屋外に出ると、更に大きな温泉プールが広がっていました。

こんな場所でも塩素消毒は感じられませんでした。

プールサイドの北端には小高い丘があって、そこには一番小さなウォータースライダーがありました。

スライダーにエントリーするプールまで源泉を使用している様子。

いったいどれだけ豊富な湧出量があるのでしょう？

スライダーの出口周辺には熱めの浴槽があり、常時気泡が投入されていました。

湯口の泉温は50℃。

観光客向けの商業施設とあなどっていたら面食らうぐらいの、ホンモノの温泉がここにはありました。

まとめ

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