秘境トラントンゴのもう一つの温泉。
静かな環境で入浴そのものを楽しむなら、ラ・グロリア・トラントンゴがおすすめです。
ケレタロ
ケレタロ州の州都、サンティアゴ・デ・ケレタロ。
ケレタロのシンボルともいえる優美な水道橋は全長1,280m、74のアーチで構成されています。
18世紀に資産家のウルティア侯爵が、スペインはセゴビアの水道橋を参考にして建造させたといわれています。
ここからは別料金
ケレタロから東方へ3時間のドライブで行けるのが、巨大な温泉滝や鍾乳洞で有名なグルータス・トラントンゴ。
参考グルータス・トラントンゴ - メキシコの温泉
日本と同じ環太平洋火山帯に属するメキシコは、地熱資源の豊富な温泉大国です。 そんな温泉大国を象徴するような衝撃的なスポットを訪れます。 巨大な鍾乳洞から膨大な湯量の温泉が噴出、そこには流れ出る湯の川を ...
そちらの紹介は別記事に譲ります。
グルータス・トラントンゴから橋を渡ってどこか別の場所に行けるように見えましたが、男に呼び止められました。
話を聞いてみると、ここからは別料金なんだとか。
そこから先は経営の異なるラ・グロリア・トラントンゴという施設なのです。
入場料金は通常120ペソ。
グルータス・トラントンゴ経由の場合は100ペソにまけてくれるといいます。
お金を払って先に進むと、川沿いの斜面にたくさんの温泉プールが現れました。
階段状に設けられたプールには、ブルーキュラソーのように青みがかった湯が注がれていました。
グルータス・トラントンゴがファミリー向けの施設なら、ラ・グロリア・トラントンゴは大人向け。
静かでプライベート感のある温泉プールがそこかしこにありました。
源泉が滝状に流れ落ちてきているのも、あくまで自然な演出で好感が持てました。
ホテル、キャンプ場、レストランを併設。
山道を登っていくと更に樹木が生い茂り、秘湯らしい雰囲気になってきました。
はしゃぎ疲れた体を癒すには最高のぬる湯です。
いったい何個のプールがあるのでしょうか。
最上部にはもっとも大きくて深いプール。
立った時に肩まで浸かるぐらいの深さがありました。
なるほど、はるばる山奥まで来て、見応えのあるグルータス・トラントンゴを一目見ずに帰るということは考えにくいでしょう。
しかし、少々騒がしくてうんざりするようなら、ラ・グロリア・トラントンゴは追加で訪れるべきスポットです。
そちらは明確に差別化された一級のリゾートであり、わざわざ別料金を払ってでも訪れる価値があります。
まとめ
La Gloria Tolantongo, Cardonal, Hidalgo, Mexico
私の好み
種類:日帰り、宿泊
ルール:水着着用
塩素消毒:感知せず
泉温:~38℃