日が暮れれば混浴(Clothing optional)になる温泉キャンプ場。
山間部にあって夜間は冷え込むので、防寒対策は万全にして。
設備は最小限
温泉を引湯したRVパーク、ヒラ・ホットスプリングス・ランチの向かいにあるのがヒラ・ホットスプリングス・キャンプグラウンド。
参考ヒラ・ホットスプリングス・ランチ - ニューメキシコ州の温泉
馬の背に乗って山中に分け入るような秘境の地、ヒラ温泉。 牧場では、思いのほか清潔な天然温泉を貸切利用できました。 ヒラ温泉で代々続く牧場 ニューメキシコ州ヒラ岩窟住居国定公園へ向かう山中で、最後にある ...
よく似た名称で紛らわしいですが、別施設です。
ただ、運営はどちらもキャンベル家。
この地域の発展に寄与してきた一族が1992年に開設したキャンプ場です。
日帰り入浴可能。
宿泊予約はオンライン経由で可能ですが、私の場合はたまたま飛び込みでも大丈夫でした。
キャンプサイトは計12か所。
全てウェスト・フォーク・ヒラ川の右岸の位置しています。
対岸に渡る橋は閉鎖されていました。
しかし、かつての浴場らしき廃墟や湯けむりを上げる泉源など、興味深い構造物が対岸に見られました。
キャンプ場は原始的で、設備は最小限のものしかありません。
竜を模した蛇口から60℃の源泉をくめること以外には、飲用の冷水の蛇口が一つ。
くみ取り式トイレが二つありますが、電気の供給やゴミ・下水の回収はありません。
キャンプ慣れした人でないと何をするにも苦労しそうなキャンプ場でした。
三つの温泉プールは入り放題
温泉プールは敷地の中央部分に三つあり、誰でも入れる状態になっていました。
南端のプールは布製の日除けで覆われていました。
プールの中央に平らな岩が置いてあり、快適に寝そべれました。
真ん中のプールはもっとも小さなサイズでした。
湯口からは熱々の源泉が掛け流され、プールの中で自然冷却されて40℃程度になるように調整されていました。
周りから丸見えなので、日中は水着着用必須。
日が暮れれば見えなくなるので全裸で構いません。
北端のプールはもっとも大きなサイズでした。
標高約1,800mの山間部に位置し、夜間は極端に気温が下がります。
冬季はマイナス10℃以下になるのが普通。
Gila Hot Springs Campground
防寒対策を怠っていた私は、毛布が凍る壮絶なキャンプを経験することになりました。
温泉は24時間利用可能なので命拾いをしました。
まとめ
Gila Hot Springs Campground, Silver City, New Mexico, U.S.
私の好み
種類:宿泊(キャンプ場)、日帰り
ルール:混浴、水着着用
塩素消毒:感知せず
泉温:~60℃